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夏休み親子能楽堂まつり

先日参加した標題の親子能楽堂まつりについて。

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講師陣は一線で活躍中の方達ばかり。
朝から午後まで分刻みのスケジュールで隅から隅まで体験させていただきました。

参加者は概ね小学生が多かったように思います。みんな初めての作法(所作)や足袋着用の正座に戸惑いながらも最後まで
全員がんばって参加していたのが印象的。

そんな、無謀な。。と思えるほどの短時間で午後に 能「絃上」を発表するというこの企画。
最初は無理だと思っていても、皆さんいざ舞台の上では(特に子供は)潔くやってたのがすごい。

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*「絃上」(げんじょう/けんじょう)は能の演目。観世流では玄象と書かれる。藤原師長が音楽を志して南宋に旅立つ途中、摂津国須磨の浦で村上天皇の霊に押し止められたという逸話が題材となっている。


ようは、びわが上手だった藤原が中国へ留学(?)か修行(?)に行くのを止めさせる(日本にとどまってもっと演奏してもらうため!?)

という村上天皇の役(霊)を演じる
というお題。なかなか。



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まずはいきなり仕舞の練習。。
地下にある能楽練習室(と言っても正面鏡張りの本物の舞台と変わらないくらいのヒノキ床)で腰を落としてすり足から。
手の運び、扇の使い方、体の回転、どれも無駄な動きが一切なく難しい。

先生を見ていると流れるように紙人形がくるくる回ってるように見えるんだけど。。

そんな風にはいきません。

続いて笛、太鼓、小鼓、大鼓全てのお囃子楽器を総なめ体験。

贅沢でした。


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どれも手にして以前音を出したことはあっても、やっぱりなかなか音は出ない。。
子供はみんな真剣に、でもやっぱり感は良い^ー^

それにしても、参加者30組の親子をグループに分けて述べ8回同じことを指導される先生方の忍耐に脱帽です。。

楽器はどれもクオリティーの良いものばかりで体験ができ本当に贅沢なワークショップでした。


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Author:tono
HITOMI TONO'KA "what I've got to say is.."

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