Tonojazz─ ─
ガーナ渡航報告2
今回の滞在後半はもっぱら師匠宅でジルの稽古をつけてもらいながら、5年の間に溜まった未完成な曲をとりあえず
仕上げる(というか形にする!)事に焦点を当てました。
前回の訪問(2年前)から近所や家族の子供達も大きく成長して、将来はプロになりそう?!な予感です。

小学校のロゴが入ったオリジナルTシャツも、10枚ほど近所で配布したゆえ、一部の地域では流行っています^ー^))
師匠のTijanと自宅にて。

隣の家では別のジルプレーヤーが娘に特訓をしています。

Medie というこの地域には私の師匠の他にも多くのジル奏者がおり、私にとっては木琴天国です。同じジルでも奏者の出身地によって音楽のスタイル、曲も違ってくるので、それぞれが違いを学びながらオリジナリティーを保持しているそんなところが素晴らしいです。写真の彼もナンドン出身で師匠のスタイル(ロビ)とは違い、とても興味深い。ガーナ北部の地域の中でも部族により音楽や踊りがかなり違うので、そういったところを将来的に追及していけたらなと今回特に思いました。
私のお気に入りの二人です。左は今回ホームステイ先の娘(5歳)に右は師匠の義理の娘(6歳)。どちらも打たれ強く、しなやかで、野生の猫のようです。ガーナの家族は時に、遠い血縁関係(またはそうでない場合も)であっても何かの理由で両親が育児できない場合は、引き取り自分の家族と共に暮らして行くケースが多く見られます。
師匠の義理娘はそんな子供の一人。自分だけが他の家族と容姿だけでなく性格もなんとなく違う事に気づいているはずです。それでもみんなが支え合って生きている、そういう彼らを本当に尊敬します。

このダルペンという葬式の曲も5年前から取り組んでいるものであるにもかかわらず、今まで満足に通せなかった難曲でした。ドラムのリズムとジルの兼ね合いが非常にわかりにくく、今回やっと解読できた感があるものの、まだまだこれからというレベルでしょう。
ちなみにこれはグランドジル(地中木琴とでも訳すのでしょうか。。)といって、北部の村で子供がジルを初めて間もないときにこれで練習をするためのものです。これはCape coast ( ケープコースト)で滞在したお宅にいた住み込みのスタッフが北部出身で、家門のそばに自家製で作ったものだそうです。
ピッチはどうであれ(^ー^)かなりのリバーブがありいい音してました。
私も試しにやってみたのですが。
なかなか上手く感覚がつかめないです。。音程を聞かないようにする能力もときに必要でした(^〜^)
そうそう、師匠のいる町に到着した日にちょうど子供たちが地域のチャリティーコンサートでパフォーマンスしてました。

2週間毎の日曜夕方から地域で集まり、こんな風に地元の男の子が太鼓を叩き、それに合わせて踊る子供達を見に近所の人々が続々と集まってきます。そこで溜まった寄付金は地域の学校に通うのが難しい家庭の子供に援助として使われるそうです。地域で子供の文化を学び発表する場を与えるとともに、金銭面でも支えていこうという試みは地域に一体感をもたらし、また子供に希望を与える上でも重要な役割を担っていると思います。
ここでドラムと踊りの指導をしているのが、中央にいるSully Imorroというダンサーで、今回は彼の家族の所にホームステイさせてもらいました。

月に2回もこんな場があれば、子供達も必然的に上達してプロを目指す子供も出てくるんじゃないでしょうか。
ちなにみに使用する楽器はすべてSullyの個人持ち出しで、彼も子を持つ親として地域に貢献しています。
私も彼の元で今まで機会がなかった北部のドラミングやダンスを直々教えてもらえた事が何よりでした。
詳細は次回!
仕上げる(というか形にする!)事に焦点を当てました。
前回の訪問(2年前)から近所や家族の子供達も大きく成長して、将来はプロになりそう?!な予感です。

小学校のロゴが入ったオリジナルTシャツも、10枚ほど近所で配布したゆえ、一部の地域では流行っています^ー^))
師匠のTijanと自宅にて。

隣の家では別のジルプレーヤーが娘に特訓をしています。

Medie というこの地域には私の師匠の他にも多くのジル奏者がおり、私にとっては木琴天国です。同じジルでも奏者の出身地によって音楽のスタイル、曲も違ってくるので、それぞれが違いを学びながらオリジナリティーを保持しているそんなところが素晴らしいです。写真の彼もナンドン出身で師匠のスタイル(ロビ)とは違い、とても興味深い。ガーナ北部の地域の中でも部族により音楽や踊りがかなり違うので、そういったところを将来的に追及していけたらなと今回特に思いました。
私のお気に入りの二人です。左は今回ホームステイ先の娘(5歳)に右は師匠の義理の娘(6歳)。どちらも打たれ強く、しなやかで、野生の猫のようです。ガーナの家族は時に、遠い血縁関係(またはそうでない場合も)であっても何かの理由で両親が育児できない場合は、引き取り自分の家族と共に暮らして行くケースが多く見られます。
師匠の義理娘はそんな子供の一人。自分だけが他の家族と容姿だけでなく性格もなんとなく違う事に気づいているはずです。それでもみんなが支え合って生きている、そういう彼らを本当に尊敬します。

このダルペンという葬式の曲も5年前から取り組んでいるものであるにもかかわらず、今まで満足に通せなかった難曲でした。ドラムのリズムとジルの兼ね合いが非常にわかりにくく、今回やっと解読できた感があるものの、まだまだこれからというレベルでしょう。
ちなみにこれはグランドジル(地中木琴とでも訳すのでしょうか。。)といって、北部の村で子供がジルを初めて間もないときにこれで練習をするためのものです。これはCape coast ( ケープコースト)で滞在したお宅にいた住み込みのスタッフが北部出身で、家門のそばに自家製で作ったものだそうです。
ピッチはどうであれ(^ー^)かなりのリバーブがありいい音してました。
私も試しにやってみたのですが。
なかなか上手く感覚がつかめないです。。音程を聞かないようにする能力もときに必要でした(^〜^)
そうそう、師匠のいる町に到着した日にちょうど子供たちが地域のチャリティーコンサートでパフォーマンスしてました。

2週間毎の日曜夕方から地域で集まり、こんな風に地元の男の子が太鼓を叩き、それに合わせて踊る子供達を見に近所の人々が続々と集まってきます。そこで溜まった寄付金は地域の学校に通うのが難しい家庭の子供に援助として使われるそうです。地域で子供の文化を学び発表する場を与えるとともに、金銭面でも支えていこうという試みは地域に一体感をもたらし、また子供に希望を与える上でも重要な役割を担っていると思います。
ここでドラムと踊りの指導をしているのが、中央にいるSully Imorroというダンサーで、今回は彼の家族の所にホームステイさせてもらいました。

月に2回もこんな場があれば、子供達も必然的に上達してプロを目指す子供も出てくるんじゃないでしょうか。
ちなにみに使用する楽器はすべてSullyの個人持ち出しで、彼も子を持つ親として地域に貢献しています。
私も彼の元で今まで機会がなかった北部のドラミングやダンスを直々教えてもらえた事が何よりでした。
詳細は次回!