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TAP & JAZZ ジャズとタップの夕べ2014

10月23日の公演での写真をアップしつつご紹介したいと思います!!



一曲目はNew York New York でシナトラを意識したストライプ衣装での登場です。



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メインダンサーの河合七高さん


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そして私がメンバー紹介でラストネームを間違えてしまって大変失礼しました!!
(がっちゃんごめんね)


小川真由美さん!!


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そしてフレッシュな風をステップに乗せてくれました、

小林由季さん!!


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オープニングをこの曲に選んだ理由はやはり、これしかないでしょう。という事で。

ここからはバンドの演奏を交えての構成です。


名古屋から世界に羽ばたくディアブルースのメンバー。

この業界で知らない人はいない!? ベースの名古路一也さん!

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ピアノの女王・中嶋美弥さん!

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目指せ!タップドラマー! 山下佳孝さん!



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ディアブルースのメンバーに今回はプラスαで参加してます、

ビブラフォン 殿岡ひとみ


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それぞれ個性溢れるキャラで、ひとつの舞台が出来ました!

ちなみに1部の衣装は当時のフラッパーを演じるために、中嶋さんと私は頭に羽が付いてます^ー^))

当時男性はタキシードで正装して、

毎晩コットンクラブへと繰り出していたんでしょう。

(これは白人の一部の階級で楽しまれていたという事実と、

黒人はダンサー以外店に入る事が出来ませんでした)

そういった人種差別の社会風潮なども意識して、サマータイム

(ガーシュインのポギーとベスより書き下ろされた

オペラの曲で、オール黒人キャストで演じられた初めてのオペラ。)

をやりました。


舞台は1920〜1940年代のアメリカ。ジャズが一番スイングしていた頃、

ちまたではタップダンスが社交場の

ショーで熱狂的な支持を得ます。

この頃のアメリカは第一次世界大戦が集結し、経済繁栄を遂げ、享楽的な都市文化、

ファッションなどが大きく変わった時代です。

そしてジャズは時代の最先端を行く流行となりました。

エネルギーに満ち溢れた音楽とダンスに

人々は熱狂し、「コットンクラブ」や「サボイ」といったマンハッタン

の社交場へ通い詰め、そこで繰り広げられるショーに魅了されたのです。


1929年の世界恐慌により、人々の暮らしは抑圧されたものに一変します。

重苦しい空気が漂うなか、人々は映画やショーの中に

明るく夢のあるものを追い求めるようになり、

ブロードウェイやショーの中で1930年代に

最も愛されたのが、粋なビッグバンドスタイルの

ジャズとタップダンスなのです。



選曲もエリントンやガーシュインなどのナンバーから取り上げ、


時代背景を意識した内容です。

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1部ではスコットジョップリンのラグタイムをタップとピアノのデュオでという場面も。



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ラグタイムはタイム感を持ちながらグルーブするベースラインを出すのが難しい曲です。

タップと中嶋さんのピアノがコミカルに絡み合って、とっても楽しい一場面でした!



そして、2部ではこれも異色の組み合わせで、インドの太鼓とタップ。


場面設定はブロードウェイのストリートミュージシャン(山下さん)に通りがかりのダンサーが



音に引き寄せられ、次第に2人がセッションになっていく・・というもの。


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続いて、殿岡がアフリカのジル(木琴)をストリートで奏でます。



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いろんな組み合わせが出来るのも、ニューヨークという設定ならでは!



バックの効果音もマンハッタンの42丁目で録音した路上の音を使用。(こだわり笑)




そしてラストはアンコールも含めあっという間の1時間30分でした!


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観客の皆様に楽しんで頂けたらそれはとっても嬉しいですが、

今回は演じる我々にとってもミュージシャンとダンサーが

ひとつになって作り上げられたとても楽しい経験でした。


今回の作品は2014年の名古屋市芸術祭への参加作品として

採択され、行われたものです。審査の結果は出ていませんが、

音楽部門でジャズとタップが組み合わされたものは

初めての事だということで、我々メンバーの意気込み

もなかなかでした。結果はまた、後日アップしたいと

思います。お越し頂きました皆様、スタッフの皆さん、

ありがとう御座いました!


それから、残念ながら今回は見逃された方、

2015年11月にTAP ON主催で河合さんの

タップスタジオの方々が出演する公演に

今回のプログラムで1部出させて頂く事に

なりました! どうぞ、こちらはお見逃しなく!

プロフィール

tono

Author:tono
HITOMI TONO'KA "what I've got to say is.."

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