Puttin' on the ritz !!

今日の一曲はこれ。

　

これはHarry Richman の1930年のバージョン
　当時の舞台の様子が伝わって来て貴重な映像。
アステアの前です。


" Puttin' on the ritz"
Irving Berlin
1946年　Blue Skies より


これはアステアのあまりにもクラシックで素晴らしいバージョン。
Blue Skies から。
当時CGなんてなかった時代なのに、アイデアといい、完成度といい、
アステアがここまで作り上げる事が出来た事実は、何度見ても驚愕。






ちなみにこのフィルムはBing Crosbyとの共演でIrving Berlin の曲をフューチャーしたショーケース。
この前の1942年に公開された " Holiday Inn " （Bing Crosby が歌ったホワイトクリスマスが大ヒット
）のように、Irving Berlin の曲が満載の作品。





　アステアはこの時47歳。これを機に引退を表明していた。
　でも、結局この舞台が彼の一番輝いていて完璧なものだったんじゃないかなと思います。

とにかく、この曲歌詞と曲のリズムがおもしろい。
ほんとは、バースもついてますが、ダンスではコーラスから。


If you're blue
And you don't know where to go to
Why don't you go where Harlem flits
Puttin' on the Ritz
Spangled Gowns upon the bevy of
High browns from down the levy
All misfits
Puttin' on the Ritz

That's where each and every lulu-belle goes
Every Thursday evening with her swell beaus
Rubbin' elbows

Come with me and we'll attend their jubilee
And see them spend
Their last two bits
Puttin' on the Ritz


舌をかみそうなくらい早くて歌えない歌詞ですが、
大好きな曲の一つです。

現代でこういうものはもう、出来ないんだろうな。まねは出来ても、ね。

ベニーグッドマンの演奏も。




なごみます。