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コメント

ホイットニーヒューストン

また大物スターが若くして逝ってしまった。。

自分の中では、マイケルジャクソンが亡くなった時よりも、今回はショックだった。

ホイットニーヒューストンといえば、80年代のアルバムを思い出す。センセーショナルなヒット曲

で、子供ながらにその時はものすごく衝撃的だったことを覚えている。

「そよ風の贈り物」なんて、なんか西海岸からそのまま風に乗ってやってきたイメージ。

でも、その本人実はニュージャージー出身だったなんて、初めて知りました。

聖歌隊のメンバーでずっと育っていたという、アメリカの黒人社会では一般的な経歴。きっと子供時代から

すでに確立していた才能と声だったんだろうな。


彼女の出身町はニューアークといってニュージャージーに自分が住んでいた隣町。

どちらかというと、ダウンタウンで殺伐としたイメージの地域。黒人が多く住み、バプティスト教会も

点在している、そんな町だ。

そんな町の匂いや雰囲気が、なんとなく白人を寄り付かせない理由で、自分がすんでいたパターソンという町と

合わせて、ブラックコミュニティーが根強くあった。

あの地域の教会は当然ゴスペルが盛んで、自分も学生のとき、友人に誘われ、日曜の礼拝でバンド演奏なんか

した事を思い出した。話には聞いていたが、あのトランス状態で人がばたばたと礼拝中に倒れて行くところを

目のあたりにして驚かないわけにはいかない。 正直、かなりびびった。

でも、何気ないふりをして演奏しなきゃなんないのが、大変だったなぁ。

いろいろと、思い出してきた。

大学ではそんな地域性もあってか、ゴスペルグループが部活であって、在学中は自分も在籍していたのだった。

(なんちゃって部員ですが。。)

そういえば、コーチに来てる人が教え方が悪いとか学生からクレームがあって、みんなで本人目の前にして

リコールさせるために、投票して学校に訴えてたなぁ。今思えば、かわいそうなコーチ。

日本のツアーとかにも参加してママミーアのミュージカルなんかで活躍してたらしい、一線で活躍していた

人だったのに、こっちの学生はシビアだよなーなんて思いながら、他の学生に勧められてやめさせるのに一票入れ

させられた記憶がある。(やらせですね、これは!)

話題がそれましたが、教会の存在そのものがものすごいウェイトを占めているブラックコミュニティー

には、音楽に対する嗜好も当然ゴスペル寄りで、今考えたら周りはヒップホップよりもRandBに人気があったような

気がします。大学の講師もハロルドメイバーンは確かニューアークに住んでいたはず。ノーマンシモンズもいろん

な問題が学内であり、訴えられて結局やめさせられたけど、たぶん地元だったような気がする。

彼らのジャズも、自然とゴスペルよりなサウンドが強かったなぁ。ベースのルーファスリードもたぶんニューアーク。

ニュージャージーって、ミュージシャンが以外にたくさん住んでいて、昔から録音なんかも、ニュージャージー

でやったものが結構多い。

フランクシナトラもそうだし、モンクだって、このあたりの出。曲名にも一杯出てくる。

あ、ボンジョビもそうだったー。

そんな事を久々にホイットニーの話で思い出していたのでした。


何はともあれ、彼女の美声は永遠です。

ありがとう、ホイットニー。



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Author:tono
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